フォローアップ会合資料に関する意見(居関公認会計士事務所からの意見)
フォローアップ会合資料に関する意見(居関公認会計士事務所からの意見)
新しい時代の公益法人制度の在り方に関する有識者会議フォローアップ会合資料に関する意見募集がなされています。
https://form.cao.go.jp/koeki/opinion-0038.html
以下の意見を送りました。
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資料3「財務規律の見直しについて」のP.4に収支相償の見直し案があります。
この中で、50%繰入の場合は経常費用から「公益充実資金・剰余金で取得した公益目的保有財産の減価償却費は控除」と記載されています。
これは、資産取得と減価償却費で二重に収支相償上の経費とならないようにするものであり、理論的な考え方と思います。
しかし、現在は上記の場合は二重に収支相償上の経費とすることが認められているわけであり、これを不可とするこの改正は、実務上非常に大きな影響があります。
今回の制度改革は収支相償の緩和もその目的としているはずであり、収支相償の強化になるこの改正については、反対します。
居関公認会計士事務所 居関剛一 2023.12.20
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